断捨離とミニマリスト

生きていくと、自然と物が増える。モノに囲まれ、所有するということはある意味、安心感や物欲を満たすことになるのでしょう。

しかし、その反面溢れてくるとなんとか整理したくなる気持ちもおのずと沸き起こるもの、その所有する気持ち片付けたい気持ちのせめぎあいが億劫な気分になるのです。

いっそ、何もない必要最低限な生活をしたくもなりますが、想像するとなんとも味気ない生活になりそうです、掃除も簡単、お金もかからない。節約した生活。そこに、潤いがあればそれでもいいかなとも思います。

最初からその生活に徹底して生きていける方もいるかもしれませんが、人間は生きていく中に、ある意味いろいろな思いや感性に囲まれて生活しているのでは？

大切なもの、思い出の物、捨ててしまいたいけど勿体無いもの。それらを選択して生かすものは活かし、自分の気持ちをきちんとつけて、処分するもを決めていく。捨てるだけではない、別の形に手を加えてつかうなど。

モノへの、感謝と思い出を自分のけじめとして行う断捨離こそ、丁寧な暮らしと言えるのではないでしょうか。シンプルな生活は似ていますが、そこがミニマリストとは異なるところだと思います。